今回は英語力についてもう少し詳しく振り返っていきましょう。
昨日の記事でも書きましたが、いわゆる「英語環境」の中にいたとしても、勝手に英語が上達することはありません。
「英語環境」というのは、英語を勉強するに適した環境なだけです。
環境に逆らうのは簡単です。
シドニーでの生活を例にとって説明しましょう。
朝起きて、はじめにチェックするのはツイッター。日本の友達や、ワーホリでオーストラリアにいる人たちのつぶやきを流し読み。
シェアメイトはいますが、朝出会うことはありません。
一人で朝ご飯を食べ、自分の部屋へ。
パソコンを開き、Youtubeやメールのチェック。
Youtubeで見るのは、漫才や相撲の動画です。3時間はつぶせます。
そろそろお昼ごはん。
大好きなラーメンを食べに行こう。
日本に負けないラーメンを食べれて大満足。
「ごちそうさまでした。」「ありがとうございました。」
おいしいラーメンをありがとう。
「ちょっと買い物に行こうかな。」と、バスに乗って中心街へ。
ColesやWoolworthsはすごいなあ。
セルフレジが充実してて、店員さんと会話する必要がないんだもの。
買い物を終え、帰宅。ちょっと今日は疲れたからマクドナルドで晩ごはんにしよう。
注文は、もちろんタッチパネル。あとは、番号が呼ばれるのを待つだけ。
・・・いかがですか?
シドニーにいたら、こんな生活もできちゃうんですよ。
この一日の中で、英語は一切口にしていません。
目で見るのも、耳にするのも、口にするのも、ほぼ日本語。
こんな生活で、英語が上達するでしょうか?
やっぱり、英語を上達させたかったら、上達させるための努力が必要なわけですよ。
ただ、「自分はがんばって話す努力をしてるから大丈夫!」っていう話でもないわけです。
英語を口に出していても、単語一つだったり、簡単な文しかしゃべっていなかったら、そこから成長できないんです。
人間は楽なところにとどまろうとします。
ちょっとだけ英語話せて、それで満足だから、そこで終わっちゃう。
また、話す能力を上げるには、話すだけではだめなんです。
僕がシドニー生活の中で失敗したのはまさにこの部分なんです。
スピーキング力は単独で上がることはないんです。
スピーキング力を上げるには、話す練習のほかに、
- 表現、文法、語彙のインプット
- 自分が話した内容の振り返り
が必要だと感じています。
まず、自分が話したいことを英語でどういうか、インプットします。
そしてそれを実際に使い、正しく使えたかどうかを確かめます。
他にも、話してる途中で、言いたいのに英語にできなかった表現がでてくると思います。
それらはその都度調べ、次からは言えるようにします。
こうした地道な努力をしないと、英語の上達は見込めません。
僕がシドニーにいたころは、この努力を怠り、ただ話すだけになっていました。
結果は、昨日書いた通りです。
逆に、日本で頑張った部分は、シドニーでもしっかりと形になって表れていました。
基本的な英文形は使えましたし、相手が何を言っているかもだいたいわかりました。
以上、僕のワーホリでの英語力をまとめると、
日本で上達させた英語力が、シドニーでの生活で落ちてしまった
という感じです。
日本にいる人は不思議に思うかもしれませんが、これが現実です。
明日は、これらの振り返りをうけての、今後のワーホリプランについてお話しします。
それでは。
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